NISAで高配当株を選ぶ7つのポイント
高配当株は、配当利回りが高いという理由だけで選ぶと、 減配や株価下落によって期待した結果を得られないことがあります。 NISAで長期保有する際は、配当の継続性を含めた総合判断が重要です。
利回りだけで選ばないことが重要
配当利回りは、1株当たり年間配当を株価で割って計算します。 株価が急落すると、企業の実力が変わっていなくても利回りは高く表示されます。
高配当株を選ぶ7つの確認項目
1.配当利回り
市場平均や同業他社と比較し、極端に高すぎないかを確認します。 利回りだけで順位を決めないことが重要です。
2.配当性向
利益のうち、どの程度を配当に回しているかを示す指標です。 配当性向が過度に高い場合、利益減少時に減配される可能性があります。
3.売上高と利益の推移
売上高、営業利益、純利益が安定しているかを確認します。 継続的な配当には、継続的な利益が必要です。
4.営業キャッシュフロー
会計上の利益だけでなく、本業から現金を生み出せているかを確認します。 営業キャッシュフローが安定している企業は、配当を維持しやすい傾向があります。
5.自己資本比率と有利子負債
財務余力がある企業は、景気後退や一時的な業績悪化にも対応しやすくなります。 高配当と財務健全性の両立が重要です。
6.増配・減配の実績
過去に安定して配当を出しているか、増配を継続しているかを確認します。 一度だけ高配当だった企業より、安定配当企業の方が長期投資に向く場合があります。
7.事業の安定性
景気変動の影響、競争環境、主力商品の依存度などを確認します。 長期保有では、10年後も利益を生み出せる事業かという視点が必要です。
確認項目のまとめ
| 確認項目 | 主な目的 |
|---|---|
| 配当利回り | 現在の配当水準を確認 |
| 配当性向 | 配当の無理がないか確認 |
| 業績推移 | 利益の安定性を確認 |
| 営業CF | 現金創出力を確認 |
| 財務 | 不況への耐久力を確認 |
| 増配実績 | 配当継続性を確認 |
| 事業内容 | 長期成長性を確認 |
NISAでは分散も必要
1社だけに資金を集中すると、その企業が減配した場合の影響が大きくなります。 業種や事業内容を分散し、複数銘柄で配当を受け取る構成も検討しましょう。
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本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。