INST_FLOW FUNDAMENTAL REPORT
265A
Hmcomm
グロース(内国株式)
INST_FLOW ANALYSIS
投資判断ダッシュボード
収益性・成長性・財務・割安性と独自判定をまとめて確認できます。
ファンダメンタル評価
収益性 データなし
成長性 単年度
財務 データなし
安定性 データなし
割安性 データなし
株主還元 データなし
財務チェック
営業CFデータなし
フリーCFデータなし
現金比率データなし
自己資本比率データなし
営業利益率データなし
INST_FLOW判定
総合スコア
取得待ち
総合判定
取得待ち
判定理由
業績・株価推移
売上高
データなし
営業利益
データなし
経常利益
データなし
純利益
データなし
成長率サマリー
最新実績の前年比と、直近4期を使った3年平均成長率を表示します。
成長率を計算しています
3年CAGRは期首と期末がともにプラスの場合のみ算出します。
業績トレンド
複数年度の実績と会社予想から、業績の方向性を自動判定します。
業績トレンドを判定しています
業績グラフ
年次実績と通期会社予想の推移を表示します。
売上高
グラフを読み込んでいます
営業利益
グラフを読み込んでいます
EPS
グラフを読み込んでいます
実績
会社予想
業績推移
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | EPS |
|---|---|---|---|---|---|
| 財務データを読み込んでいます | |||||
会社予想
| 対象期間 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | EPS |
|---|---|---|---|---|---|
| 会社予想を読み込んでいます | |||||
四半期推移
| 期間 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | EPS |
|---|---|---|---|---|---|
| 四半期データを読み込んでいます | |||||
企業概要
265A Hmcommは東証33業種では「情報・通信業」、17業種では「情報通信・サービスその他」に分類されるグロース(内国株式)の上場企業です。 規模区分は「-」です。 直近の財務データでは、売上高は11.12億円、営業利益は38百万円、営業利益率は3.42%、ROEは1.06%、自己資本比率は80.7%です。 キャッシュフローでは、営業キャッシュフローは2.77億円、フリーキャッシュフローは6百万円となっています。 INST_FLOWの総合判定は「強い」(スコア6)です。判定理由として、FCFプラス、自己資本比率高い、現金比率高め、最終利益プラスが挙げられています。 このページでは、Hmcommの業績、収益性、財務健全性、キャッシュフローおよびINST_FLOW独自判定を確認できます。
企業情報
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 三本 幸司
- 本社所在地
- 東京都港区浜松町二丁目10番6号
- 電話番号
- 03-6550-9830(代表)
- 上場年月
- 2025-01
- 資本金
- 2.23億円
- 決算期
- 2025-12-31
- 従業員数
- 57人
- 臨時従業員数
- 0人
- 平均年齢
- 37.9歳
- 平均勤続年数
- 2.8年
- 平均年間給与
- 718.3万円
- EDINETコード
- E40058
会社概要
(1)ミッション 当社は、「音から価値を創出し、革新的サービスを提供することにより社会に貢献する」を経営理念に掲げ、産総研技術移転ベンチャーの獲得を契機に、「音」に着目したAI(※1)の研究・開発を行い、その成果を社会実装することを目指してまいりました。また、当社は社名の由来ともなっているHuman Machine Communicationの実現により、新しい社会を自ら創造することを目指しております。 当社は、創業からAIに関する研究開発を行っており、近年の生成AI(※2)および大規模言語モデル(LLM)(※3)の急速な進展を踏まえ、これらを「AI×音」技術と組み合わせることで、コンタクトセンター業務のみならず、バックオフィスや製造現場、人事・採用領域など、多様な業務プロセスの高度な自動化・効率化を実現できると考えております。 (2)当社の特徴と優位性 当社の特徴は、「音」に着目したAIに関する研究開発から製品提供まで、自社内で完結することを目的に、研究開発人材を採用し、またこの独自の研究開発型ビジネスプロセスを実践しているところにあると考えております(全体像は下図に記載)。研究開発型ビジネスプロセスの実践とは、「R&D(※4)初期フェーズ」から始まり「サービス提供運用保守フェーズ」までを順番に実行することを意味しております。当社は創業以来、このプロセスを着実に実践してきた成果として、2025年には従来のAI音声自動応答プロダクト「Terry」を大幅に進化させた、対話型AIエージェント「Terry2」をリリースいたしました。本製品は、高度な自然言語処理と音響解析を組み合わせた「AIエージェント機能」を搭載しており、より人間に近い柔軟な対話コミュニケーションを実現しております。 (図1) 研究開発型ビジネスプロセス 「R&D初期フェーズ」においては、2014年8月の産総研技術移転ベンチャー認定取得や、国立研究開発法人の政府予算による複数件の研究開発プロジェクトの採択を通して、音声認識技術や異音検知技術の研究開発を実施してきました。本フェーズにおいては、今後訪れると予測される社会課題の解決につながる研究課題を当社で考え選定したうえで研究を進めてきております。その過程における活動が評価され「NEDO(※5)AIベンチャーコンテスト最優秀賞」、「JEITA(※6)ベンチャー賞」、「大学発ベンチャー表彰 NEDO理事長賞」等を受賞しております。 「R&D初期フェーズ」の研究開発成果を、個別企業の課題解決のために活用し、社会実装へと高める活動として「R&Dプロジェクトフェーズ」においては、資本業務提携を含む当社と密接な関係を有する先との実証実験を推進してまいりました。2025年度においても、コンタクトセンター分野に加え、製造業、インフラ、教育分野、さらには採用・人事領域等の新たな業務領域において、生成AIおよびLLMを組み合わせた実証実験・PoCを進めております。 「自社製品開発プロダクト化フェーズ」では、個別企業の課題解決の成果から生み出された機能を、多くの企業で必要となる標準的な機能としてまとめ、当社のAIプロダクトとし開発、提供しております。 「サービス提供保守運用フェーズ」では、顧客からの製品の設定・使用・動作状況についての技術的質問に関する助言や、当社製品のマイナーバージョンアップデートの提供、製品のソフトウェア障害への対応等を実施しております。また、保守運用フェーズにおける当社製品の導入による業務改善の取組み支援も行っております。 当社では、これらのビジネスプロセスを複数年にわたり実践することにより、社会課題解決につながる研究実践に加えて、個別企業と密接な提携関係を構築し課題解決を行えていると考えております。その結果、顧客企業や業界課題の理解度の向上、競合他社が簡単には入り込めない信頼関係の構築、課題解決に効果的な機能開発等を実施することができていると当社では認識しており、このビジネスプロセスにより当社ならではの競争優位性を構築できていると考えております。また、自社プロダクトに対しては、上記「自社製品開発プロダクト化フェーズ」で記載した通り、多くの企業で必要となる標準的な機能が実装されていくこととなり、課題解決につながる機能が拡大されていきます。そのため、当社プロダクトが課題解決につながる幅が大きくなっていくことにより、より多くの企業への導入につながるものと考えております。さらに、このビジネスプロセスがスパイラルアップされることで、今後より大きな社会課題の研究や個別企業の課題に取り組む機会を生み、この高度な課題を解決する機会を求めて優秀な人材が集まるという好循環も実現されていると当社では認識しております。 (3)当社が展開するサービス及びソリューションの内容 当社では「AI×音」サイエンス事業の単一セグメントとしており、当該事業内でAIプロダクト事業(2025年度売上高比率:38.8%)とAIソリューション事業(2025年度売上高比率:61.2%)を展開しております。AIプロダクト事業は、コンタクトセンターにおける応対品質向上を支援する音声認識プロダクト「Voice Contact」、電話応対を自動化・高度化するAI音声自動応答プロダクト「Terry」および対話型AIエージェント「Terry2」を展開しております。また、会議の生産性を高めるAI議事録自動作成プロダクト「ZMEETING」や、製造現場等における機械の異常音を検知する「FAST-D」など、音声認識から異音検知まで幅広い領域で製品開発・提供を行っております。AIソリューション事業は、AIプロダクト事業で培った技術や知見を基に、AI活用や、顧客のDX(※7)推進等の課題解決をトータルに支援するAI開発・コンサルティングを実施しております。 ■AIプロダクト事業 当社では、2015年より「音声認識を民主化し、キーボードレスの新しい社会を自ら創造する」というビジョンの実現に向け、音声認識・言語解析プロダクトの開発に取り組んでまいりました。主にコールセンター領域において研究開発型ビジネスプロセスを推進し、その成果として「Voice Contact」や「Terry」等のプロダクトを市場へ提供しております。さらに2025年度からは、従来の音声AIボット「Terry」の設計思想を継承・発展させた、生成AI搭載の対話型AIエージェント「Terry2」の提供を開始いたしました。 「Terry2」は、定型的なシナリオによる対応に留まらず、会話の文脈をリアルタイムに理解し、予約受付、決済、本人確認といった実務タスクを自律的に遂行する能力を有しております。また、AIでの対応が困難な場面では即座にオペレーターへ引き継ぐ「有人連携機能」や、会話の停滞を検知するアラート機能を備えており、顧客体験の質を維持しながら業務の自動化を実現いたします。当社は、「Terry2」の普及により、コンタクトセンターの在り方が「システムによる人の支援」から、「AIエージェントによる自律的業務を人が管理・補完する形態」へと変容していくものと認識しております。 2026年度以降は、顧客ニーズに応じて「Terry」および「Terry2」の販売を加速させるとともに、これらのフロントエンド機能を核とした製品体系の再編を推進いたします。具体的には、業務通話の記録・分析基盤である「Voice Contact」を、AIエージェントが生成する膨大な対話データを高度に処理・蓄積するバックエンド基盤として位置づけ、「Terry2」の統合プラットフォームへと融合させてまいります。これにより、AIエージェントによる自動応対から有人による高度な顧客対応までを一気通貫で管理する「次世代対話プラットフォーム」の開発を推進し、コンタクトセンター全体のDXを牽引してまいります。 これまでは音声認識や自動要約技術を通じた「オペレーターの負担軽減」に主眼を置いてまいりましたが、今後はAIエージェントが対話の主体を担う構造への転換を想定しております。人は、AIでは対応困難な高付加価値業務や例外対応、およびAIエージェントの運用設計・品質改善といった「管理・監督」業務に注力することで、コンタクトセンター全体の生産性と応対品質の飛躍的な向上を目指してまいります 当社は、これらの「次世代対話プラットフォーム」の提供を通じ、コンタクトセンターやバックオフィス、人事・採用領域をはじめとする幅広い業務分野において、業務プロセスの自動化および顧客・利用者体験(CX/UX)の抜本的な向上を推進し、持続的な成長を目指してまいります。 当社では、個別企業の課題解決の成果を、多くの顧客が活用できる標準的な機能としてまとめ製品化しているため、多くの顧客で求められる実用的なAIプロダクトとして提供することができていると認識しております。また、音に着目したAIプロダクトの開発を会社設立後から継続的に実施し、その知識および経験の長さを評価されていると判断しております。当社ではこれらの理由から当社のプロダクトを選定いただけているものと考えております。 AIプロダクト事業における、当社が提供するプロダクトは以下の表のとおりです。 <当社プロダクト一覧と概要> プロダクト名 概要 Voice Contact (AI音声認識プロダクト) 法人向けに、コンタクトセンター向けAI音声認識・自然言語処理を活用したプロダクトとして、1,116ライセンス(2025年度末)の利用があり、以下の機能を提供しています。 1.顧客の音声をリアルタイムにオペレーターとカスタマーの会話をテキスト化してモニターに表示 2.顧客との会話のキーワードより最適なFAQ自動表示 3.顧客との会話終了後に会話の内容を生成AIによる自動要約の実施およびFAQの自動作成の実現 4.利用者自身で音声認識率をチューニング可能な自動学習機能を提供 5.生成AIによる自動要約作成や、会話データからのQ&Aの自動作成 Terry 法人向けに、音声認識と音声合成、自然言語処理、生成AIを活用し、お客様の電話にAIが回答するサービスであり、AIエージェント機能の有無により製品名称を分けております。 Terry(AI音声自動応答プロダクト) 法人向けに、音声認識と音声合成、自然言語処理、生成AIを活用し、お客様の電話にAIが回答するサービスとして、104ライセンス(2025年度末)の利用があります。主に以下のサービスを提供しております。 1.通信販売のコンタクトセンターで、商品申し込みをお客様との会話により注文受付を実現 2.家電量販店の夜間の修理受付対応の実現 3.企業の代表電話に対する代理応答の実現 4.生成AIによるお客様の問い合わせに対する回答の自動作成 Terry2(対話型AIエージェントプロダクト) 生成AIを活用し、人間のような自然な対話と実務レベルのタスク遂行(FAQ対応、予約受付、支払い、本人確認等)を実現する対話型AIエージェントです。 2025年度は複数の導入プロジェクトが進んでおりますが、顧客企業との守秘義務により、ライセンス数については非公開とさせていただいております。 1.会話の文脈をリアルタイムに理解し、柔軟かつ自然な応対を実現 2.FAQ対応に加え、予約受付や支払い、本人確認など実務タスクにも対応 3.AIでの対応が難しい場面では、即座にオペレーターへ引き継ぎ、中断を最小限に抑制 4.会話の停滞やループを検知し、適切なタイミングでアラートを出して対応遅延を回避 ZMEETING(AI議事録プロダクト) 法人および個人向けの業務効率化推進ツールとなり、以下のサービスを提供しております。なお、マーケティング戦略によりライセンス数については非公開とさせていただいております。 1.議事録自動作成 2.メッセージのリアルタイムテキスト化、リアルタイム翻訳 3.生成AIによる自動要約作成 FAST-D(異音検知プロダクト) 法人向けにAI技術者でなくても異音検知用のAIモデル作成とメンテナンスができることを目指し研究・開発を実施し、サブスクリプション型のプロダクトとして、13ライセンス(2025年度末)の利用があり、以下の機能を提供しています。 1.熟練した職人の耳で判断している知見をAIモデルへ反映し、工場インフラの異常検知や非破壊検査を自動化する機能 2.稼働中の機械・設備が発する音の解析を通じた、故障の早期発見や部品交換時期の特定による予防保守・予知保全等 「Voice Contact」、「Terry/Terry2」、および「FAST-D」については、導入時の開発対応等により対価を受領しております。さらに、本導入以降は製品の利用による対価をライセンス利用料として受領しております。これらの対価は顧客の要求仕様、利用者数、追加開発の要否などを勘案し個別に決定しております。「ZMEETING」については、製品の利用による対価をライセンス利用料として受領しております。なお、2025年度AIプロダクトの取引先数(社数)は42社、顧客取引平均単価は10.2百万円(ZMEETINGを除く)となっております。 ■AIソリューション事業 2020年に国がDX認定制度の運用を開始すると、企業においてもDX推進が重要視されはじめました。当社においても、顧客の要望が「集めたデジタルのデータをどう活用するか」という次の段階に進んできたと認識しております。また、2022年にChatGPT(※8)に代表される生成AIが登場すると、当社でもこの生成AIの効果的な活用を含めた課題解決が求められてきていると認識しております。 そのため、当社ではAIプロダクト開発事業を通して培った以下4つのノウハウ(XI)を集結し、データの持つ力で新たな社会的価値を創造する「データサイエンス」により企業の課題解決やDX化の推進をトータルにサポートを行うことを目的として、2021年6月より、顧客の持つデータの利活用にかかわる経営課題を分析し、生成AIを活用した課題解決やDX化推進支援を目的にAIソリューション事業を開始しております。 (図2)Hmcomm.XI事業 「XI」とは、当社の造語であり以下4つのノウハウを集結し、データの持つ力で新たな社会的価値を創造する「データサイエンス」により企業のDX推進をトータルにサポートする意味を込めています。 AI:自社プロダクト開発で培ってきたAI(人工知能)技術 BI:自社プロダクトの導入サポートにより蓄えられたBI(ビジネスインテリジェンス)技術 CI:自社プロダクトの導入サポートにより蓄えられたCI(カスタマーインテリジェンス)技術 DI:上記をより効率的に活用するためのDI(データインテグレーション)の知見 当社では、AIプロダクト開発で蓄積されたAI技術、蓄積されたデジタルのデータをビジネスの意思決定に活用するためのデータマイニング(※9)やテキストマイニング(※10)、データ分析等のBI(ビジネスインテリジェンス)技術、お客様の声を分析するVOC(※11)分析技術、サービスやセールスに活用するCI(カスタマーインテリジェンス)技術を保持していると認識しております。さらにこれらを効率的に活用するためのDI(データインテグレーション)のノウハウを提供する必要があると当社では考えAIソリューション事業を開始しております。 事業内容としては顧客の課題に応じてAIの開発受託やコンサルティング業務を提供しており、契約形態としては準委任契約を中心に、一部業務については請負契約を適用しております。当社収益としては、役務提供による対価を受領しております。 当事業の具体例としては、コールセンターを持つ教育分野の事業者との取組みとして、当社がもつ、AI開発の経験から得られた知見を活用し、コールセンターの全体の顧客体験と生産性の大幅な向上に向けた、「Voice Contact」に生成AIを組み合わせたシステム要件のコンサルティングから実際のシステム開発までを事業者とともに推進しております。なお、2025年度AIソリューションのプロジェクト数は152件、顧客取引平均単価は4.5百万円となっております。 今後も当社ではAIプロダクト事業で培った技術力を武器としてAIソリューション事業を着実にすすめてまいります。また、本事業の顧客との課題解決活動を通して当社の信頼感を高めるとともに、技術力を感じていただくことで、同社のプロダクト製品の導入などにつながる活動を推進し事業拡大を図れるように努めてまいります。 (4)具体例 当社プロダクトを活用した具体的な取組みの事例は以下となります。 顧客業種 取組内容 想定する効果 コンタクトセンター 「Voice Contact」と生成AIを用いた次世代型コンタクトセンターの確立 コンタクトセンター全体の顧客体験と生産性の大幅な向上 化粧品 「Voice Contact」の自動帳票入力機能を導入し、顧客との会話内容を自動入力。 顧客との受電対応後の帳票入力業務を約80%削減(ユーザーヒアリングより) 電話対応業務の効率化、オペレーターの作業負荷低減 通販 「Terry」を導入し、電話による注文受付業務の自動化対応。 受電注文の約80%を自動化にて対応(ユーザーヒアリングより) 電話対応業務効率化、オペレーターの省人化 教育 「Terry」を導入し、本人確認業務の自動化対応。 確認作業が効率化され、月額数百万円のコスト削減効果を実現(ユーザーヒアリングより) 確認業務の効率化、オペレーターの作業負荷低減 インフラ 「FAST-D」を導入し、設備の動作音から正常と異常を判断。 顧客との実証実験により排水ポンプの動作音から異音を検知(実証実験結果より)。 故障の早期発見、メンテナンス業務の非属人化の実現性 鉄道 「FAST-D」を活用し、列車走行中の音からレールの歪みや継ぎ目の異常を検知するAIの開発。 レールの異常な継ぎ目判定にて異常検知性能70%を確認。(実証実験結果より)。 異常の早期発見、異常検知の効率化 畜産 「FAST-D」の技術を活用した養豚現場における咳や発情状況などを音から検知するシステムの研究・開発。 少人数の効果的な畜産業務 以上を踏まえた当社の事業系統図は、次のとおりであります。 (図3)事業系統図 [用語解説] 注釈番号 用語 用語の定義 ※1 AI Artificial Intelligenceの略称であり、コンピューターで、記憶・推論・判断・学習など、人間の知的機能を代行できるようにモデル化されたソフトウエア・システムのこと ※2 生成AI あらかじめ学習したデータをもとに、画像や文章、動画などを新たに作成するAIの総称のこと。ジェネレーティブAIともいわれる ※3 大規模言語モデル(LLM:Large Language Model) 大規模言語モデルとは、膨大なデータセットと多数のパラメータをもつディープラーニング技術によって構築された言語モデル ※4 R&D Research and Developmentの略称であり、研究開発活動を行うこと ※5 NEDO 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構の略称 ※6 JEITA 一般社団法人電子情報技術産業協会の略称 ※7 DX(デジタルトランスフォーメーション) データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること ※8 ChatGPT OpenAI社が2022年11月から提供を開始した、会話型の文章生成を可能とする生成AI ※9 データマイニング 構造化された膨大な量のデータ(ビッグデータ)に、統計学や人工知能(AI)、パターン認識などの技法を網羅的に適用することで有益な情報を取り出す技術のこと ※10 テキストマイニング 大量の文章データ(テキストデータ)から、自然言語解析の手法を使って、文章を単語(名詞、動詞、形容詞等)に分割し、それらの出現頻度や相関関係を分析することで有益な情報を抽出する技術のこと ※11 VOC Voice of Customerの略称。顧客の声のことを言う。評価、苦情、要望、問合せなどがその代表的なもの
沿革
当社は、IT技術のコンサルティング業務を目的として、2012年7月に横浜市神奈川区において創業いたしました。その後、Hmcomm株式会社に社名を変更し、人工知能(AI)の活用により音を可視化しお客様の課題解決のためのサービスの提供を開始いたしました。当社の設立から現在に至るまでの沿革は、以下のとおりであります。 年月 概要 2012年7月 「IT技術のコンサルティング業務」を目的として、H&Mコミュニケーション株式会社(現 Hmcomm株式会社)(資本金1,000千円)設立 2014年6月 Hmcomm株式会社に社名変更 2014年8月 国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下「産総研」という)により「産総研技術移転ベンチャー」認定(※1) 2015年1月 The Voice(Business:法人向け)ライセンス販売開始 2016年3月 業務報告書自動作成プロダクト「VCRM」をリリース 2016年3月 音声データ自動テキスト化プロダクト「VBox」をリリース 2016年9月 AI音声認識プロダクト「Voice Contact」をリリース 2017年3月 業容拡大に伴い、本社を東京都港区虎ノ門に移転 2017年3月 音声認識組み込みプロダクト「VRobot」をリリース 2017年8月 総務省関東総合通信局より届出電気通信事業の届出番号を取得 (届出番号:A-29-15948 届出年月日:平成29年8月30日) 2018年4月 ImPACT重介護ゼロ社会を実現する革新的サイバニックシステムにおける、音声認識技術の応用研究へHmcomm株式会社が参画 2018年6月 「FAST-D β版(異音・環境音検知)」をリリース 2018年7月 業容拡大に伴い、本社を現在地に移転(東京都港区芝大門) 2018年9月 九州地区での業容拡大を目的として、熊本AIラボを開設(熊本市中央区水道町) 2019年2月 東京都、次世代イノベーション創出プロジェクト(研究開発のテーマ:インフラメンテナンスにおける異音検知の開発)に採択 2019年4月 AI音声自動応答プロダクト「Terry」をリリース 2019年8月 AIコールセンター「VContact Center Lab」本格稼働 2019年8月 プライバシーマーク(※2)取得 登録番号22000318号 2019年10月 異音検知プラットフォーム開発事業(FAST-D)がNEDOの「Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業」に採択 2019年11月 業容拡大に伴い、熊本AIラボを移転(熊本市中央区桜町) 2020年1月 ISMS(※3)取得 認証番号IS 719254 2020年2月 「FAST-D」を活用した音による製造業パイプラインのつまり予知・予兆診断システムの開発事業がNEDO(※4)の「Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業」に採択 2020年10月 音声AIによるWeb会議の可視化ツール「ZMEETING」を販売開始 2021年6月 AI技術等のXI技術を活用し企業のDX推進をサポートするHmcomm.XI事業開始 2022年8月 異音検知プロダクト「FAST-Dモニタリングエディション」をリリース 2023年5月 有料職業紹介事業許可取得 許可番号 13-ユ-315208 2024年10月 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 2025年1月 通話録音要約システム「Voice Digest」をリリース 2025年2月 株式会社IPパートナーズより、ITコンサルティング事業を事業譲受 2025年8月 対話型AIエージェント「Terry2」をリリース 2025年8月 ファンタラクティブ株式会社より、DXパートナー事業を事業譲受 [用語解説] ※1.「産総研技術移転ベンチャー」認定 国立研究開発法人産業技術総合研究所の研究成果を活用した事業を行う企業に対し、産総研から付与される称号のこと。称号を付与された企業は一定期間にわたって、産総研が経営支援(産総研より許諾を受けた特許・プログラム実施、産総研主催の展示会への出展等)を実施。当社認定期間は2014年8月15日~2024年8月14日。 ※2.プライバシーマーク 個人情報の保護措置について一定の要件を満たした事業者などの団体に対し、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が使用を許諾する登録商標。 ※3.ISO/IEC27001(ISMS) 国際標準化機構(ISO)と国際電気標準会議(IEC)が共同で策定する情報セキュリティ規格で、情報資産の保護、利害関係者からの信頼を獲得するための“セキュリティ体制の確保”を目的としたフレームワーク。 ※4.NEDO 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の略称であり、日本のエネルギー・環境分野と産業技術の一端を担う国立研究開発法人。
従業員情報
(1)提出会社の状況 2025年12月31日現在 従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円) 57 〔0〕 37.9 2.8 7,183 (注)1.従業員数は就業人員数(当社から社外への出向者を除く。)、臨時従業員数(アルバイト・パートタイム社員を含む。)は、〔 〕内に年間の平均雇用人数(1日8時間換算)を外数で記載しております。 2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 3.当社は「AI×音」サイエンス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 4.前事業年度に比べ「従業員数」が19名増加しておりますが、主に事業譲受による人員の増加によるものであります。 (2)労働組合の状況 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満であり、特記すべき事項はありません。 (3)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異 当社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休 業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象で はないため、記載を省略しております。
事業セグメント
当社の事業セグメントは、「AI×音」サイエンス事業のみの単一セグメントであり重要性が乏しいため、セグメント情報の記載を省略しております。 前事業年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) 1.製品及びサービスごとの情報 (単位:千円) AIプロダクト AIソリューション 合計 外部顧客への売上高 569,554 376,804 946,358 2.地域ごとの情報 (1)売上高 本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。 (2)有形固定資産 本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3.主要な顧客ごとの情報 (単位:千円) 顧客の名称又は氏名 売上高 株式会社ベネッセコーポレーション 137,556 株式会社ゼンリンデータコム 115,062 当事業年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 1.製品及びサービスごとの情報 (単位:千円) AIプロダクト AIソリューション 合計 外部顧客への売上高 431,369 680,855 1,112,224 2.地域ごとの情報 (1)売上高 本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。 (2)有形固定資産 本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3.主要な顧客ごとの情報 (単位:千円) 顧客の名称又は氏名 売上高 株式会社システムエグゼ 139,140 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】 前事業年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) 該当事項はありません。 当事業年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 固定資産の減損損失350千円を計上しておりますが、当社は「AI×音」サイエンス事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】 前事業年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) 該当事項はありません。 当事業年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) のれんの償却額は42,412千円、未償却残高は317,861千円でありますが、当社は「AI×音」サイエンス事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項はありません。
主要株主
| 順位 | 株主名 | 所有株式数 | 持株比率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 三本 幸司 | 1,219,500株 | 30.24% |
| 2 | 伊藤 かおる | 579,500株 | 14.37% |
| 3 | DBJキャピタル投資事業有限責任組合 | 226,000株 | 5.60% |
| 4 | 三本 智美 | 160,000株 | 3.97% |
| 5 | 橋本 弥央 | 100,000株 | 2.48% |
| 6 | 山田 匡和 | 100,000株 | 2.48% |
| 7 | 三菱UFJeスマート証券株式会社 | 53,800株 | 1.33% |
| 8 | 野村證券株式会社 | 52,766株 | 1.31% |
| 9 | 合同会社J&TC Frontier | 50,000株 | 1.24% |
| 10 | 楽天証券株式会社共有口 | 40,300株 | 1.00% |
データ取得状況
銘柄マスター・直近財務・INST_FLOW判定データを反映済みです。複数年度推移、配当履歴、株主構成、事業別構成は順次追加します。
よくある質問
Hmcommはどのような会社ですか?
265A Hmcommは、グロース(内国株式)に上場、東証33業種では「情報・通信業」に分類される企業です。このページでは、Hmcommの業績、財務、収益性、キャッシュフローおよび主要指標を確認できます。
HmcommのROEは何%ですか?
HmcommのROEは1.06%です。ROEは株主資本を利用して、どの程度利益を生み出したかを示す指標です。
Hmcommの自己資本比率は何%ですか?
Hmcommの自己資本比率は80.70%です。自己資本比率は総資産に占める自己資本の割合で、財務の安定性を確認する代表的な指標です。
Hmcommの営業利益率は何%ですか?
Hmcommの営業利益率は3.42%です。営業利益率は売上高に対して本業の利益がどの程度残ったかを示します。
INST_FLOWによるHmcommの評価は?
INST_FLOWによるHmcommの総合判定は「強い」、スコアは6です。これは公開データを基にした独自評価であり、将来の株価や投資成果を保証するものではありません。