INST_FLOW FUNDAMENTAL REPORT
150A JSH グロース(内国株式)
INST_FLOW ANALYSIS

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収益性・成長性・財務・割安性と独自判定をまとめて確認できます。

ファンダメンタル評価

収益性 データなし
成長性 単年度
財務 データなし
安定性 データなし
割安性 データなし
株主還元 データなし

財務チェック

営業CFデータなし
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現金比率データなし
自己資本比率データなし
営業利益率データなし

INST_FLOW判定

総合スコア 取得待ち
総合判定 取得待ち

業績・株価推移

売上高 データなし
営業利益 データなし
経常利益 データなし
純利益 データなし

成長率サマリー

最新実績の前年比と、直近4期を使った3年平均成長率を表示します。

成長率を計算しています

3年CAGRは期首と期末がともにプラスの場合のみ算出します。

業績トレンド

複数年度の実績と会社予想から、業績の方向性を自動判定します。

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業績グラフ

年次実績と通期会社予想の推移を表示します。

売上高

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営業利益

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EPS

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実績 会社予想

業績推移

年度 売上高 営業利益 経常利益 純利益 EPS
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会社予想

対象期間 売上高 営業利益 経常利益 純利益 EPS
会社予想を読み込んでいます

四半期推移

期間 売上高 営業利益 経常利益 純利益 EPS
四半期データを読み込んでいます

企業概要

150A JSHは東証33業種では「サービス業」、17業種では「情報通信・サービスその他」に分類されるグロース(内国株式)の上場企業です。 規模区分は「-」です。 直近の財務データでは、売上高は20.26億円、営業利益は20.26億円、営業利益率は100.00%、ROEは100.57%、自己資本比率は2026.0%です。 キャッシュフローでは、営業キャッシュフローは20.26億円、フリーキャッシュフローは20.26億円となっています。 INST_FLOWの総合判定は「強い」(スコア6)です。判定理由として、FCFプラス、自己資本比率高い、最終利益プラス、営業利益率高いが挙げられています。 このページでは、JSHの業績、収益性、財務健全性、キャッシュフローおよびINST_FLOW独自判定を確認できます。

企業情報

代表者
代表取締役会長兼社長 野口 和輝
本社所在地
東京都中央区京橋一丁目1番5号 セントラルビル
電話番号
03-3272-0606(代表)
上場年月
2025-01
資本金
12.02億円
決算期
2026-03-31
従業員数
572人
臨時従業員数
62人
平均年齢
41.6歳
平均勤続年数
2.6年
平均年間給与
348.8万円
EDINETコード
E39184

会社概要

3 【事業の内容】

当社グループは、当社及び連結子会社であるショウタイム24株式会社の計2社で構成されております。

当社は、「人を通じて、喜びを作り、幸せを作る」を企業理念とし、「地域を問わず全ての人が、心豊かに、能力や個性を発揮できる社会の実現」を目指すゴールとして、在宅医療事業及び地方創生事業に取り組んでおります。

在宅医療事業は、近年の精神疾患者の増加に伴う在宅医療ニーズの高まりを受け、医療機関への訪問診療のコンサルティング及び、精神疾患者を主たる対象者とした当社看護師職員等による訪問看護サービスを提供しております。

地方創生事業は、過疎化の進展に伴う人口減少や地場産業の衰退に伴う雇用機会の減少等、地方が直面している課題を解決することを目的とした事業であり、障がい者雇用支援事業、観光物産事業により構成されております。

なお、2019年11月に当社を存続会社として、連結子会社4社と合併しておりますが、合併前は当社が持株会社であり、日本在宅医療株式会社、インタービーイング株式会社及びジャパンサポート株式会社の3社が在宅医療事業に関連する事業を主として行っており、株式会社トレースエンタープライズにて地方創生事業を行っておりました。

(1) 地方創生事業

地方創生事業は、過疎化の進展に伴う人口減少や地場産業の衰退に伴う雇用機会の減少等、地方が直面している課題を解決することを目的とした事業であり、①障がい者雇用支援事業、②観光物産事業により構成されております。

① 障がい者雇用支援事業

(ビジネスモデルイメージ図)

民間企業における障がい者の法定雇用率(障害者雇用促進法にて定められた民間企業の障がい者雇用率。従業員を40人以上雇用している事業主は、従業員に占める身体障がい者・知的障がい者・精神障がい者の割合を「法定雇用率」以上にする義務があります)が、2024年4月に2.5%へと段階的に引き上げられ、更に2026年7月からは2.7%に引き上げられることが決定しており、民間企業による障がい者雇用の需要の拡大が見込まれております。

上記のように民間企業においては今後障がい者の雇用不足が拡大し、特に民間企業が集中する地域において大きな需要が発生することが見込まれます。障がい者の雇用義務がある民間企業は全国で120,467社ございますが、そのうち、25,507社が東京都、9,673社が大阪府、7,620社が愛知県、5,727社が神奈川県に集中しており、当該4都府県で全国の40.3%を占めております(厚生労働省「令和7年 障害者雇用状況の集計結果」)。一方、地方においては障がい者の雇用義務がある民間企業の数が限られていることに加え、都市部の企業と比較して従業員数が少ない企業が占める比率が高いことから、障がい者の就労機会が限られており、都市と地方においては障がい者の就労機会の格差が存在していると認識しております。

当社の障がい者雇用支援事業は、利用企業における安定的な障がい者雇用の実現や、ダイバーシティの重要性の理解促進のため、地方に在住している障がい者に就労機会を提供することを通じて、地方に在住している障がい者の社会参加、地域社会への適合と職業能力の開発、経済的自立を支援していく事業です。

当社は就労機会が限られた地域において農園を開設し、障がい者の就労機会の地域間格差解消を図るとともに、障がい者が経済社会を構成する一員として能力を発揮する機会の確保、就労を希望する障がい者が、その能力や適性に応じた働き方を通じて障がいの特性や職業能力等に関わらず、住み慣れた地域で仕事を通じて自己実現ができる社会の実現に取り組んでおります。

当社サービスの利用企業による適正な雇用管理のもとで、当社では障がいの特性に応じた働き甲斐のある就労環境の整備に努めております。例えば、障がい者が農園で栽培した収穫物はサービス利用企業の社員食堂や農園周辺のこども食堂等において有効活用されるだけでなく、地域の小売店等を通じて販売されており、障がい者にとって働き甲斐を感じてもらうことができる仕組みとなっております。

厚生労働省が2025年12月に公表した「令和7年 障害者雇用状況の集計結果」によると、2025年6月1日時点において法定雇用率を達成できている民間企業はおよそ半分の46.0%という状況にあります。

その背景には障がい者を求人し、雇用する側である企業において、①採用したくても応募がない、②障がい者の仕事となる業務の切り出しが難しい、③バリアフリー対応等、障がい者を受け入れる職場環境を整えることが難しい、④採用しても受け入れる部署の理解が得られにくい等により、サポートする体制を整えられていない、⑤採用しても早期に離職してしまう等の課題があると考えられます。

これら障がい者雇用に関するさまざまな課題の解決手段、地域の特性から就労機会が限られている障がい者の雇用創出手段として、当社では地方に在住している障がい者及び障がい者を管理する管理者を企業等へ紹介し、当該人材紹介先企業等に採用された障がい者の就労の場として当社が設置している農園をご利用いただくとともに、農作業に必要となる水耕栽培設備を賃貸するサービスを提供しております。

当社では、「障がいの特性や程度に応じて作業の割り振りが行いやすい」「収穫の喜びを感じることができる」という点で農作業を、「毎営業日、作業が必要であること」「安全かつ快適な職場環境が用意できる」「多様な栽培品種に対応できる」という点で、水耕栽培を選んでおります。

また当社では、障がい者が安心して仕事に取り組めるようさまざまな定着支援を行い、障がい者の職場定着率の向上にも取り組んでおります。

障がい者雇用支援事業は、主にサービス導入時に1回限りで発生するスポット売上に加え、サービス利用期間において月額で継続的に発生するリカーリング売上から構成される安定性の高い収益モデルとなっております。

農園の利用企業が使用する区画で雇用される障がい者や、その管理者の人材紹介売上が主なスポット売上となり、リカーリング売上は障がい者1人あたりの定着支援サポート、農園利用、水耕栽培設備レンタル等の対価からなり、コルディアーレ農園の売上の約90%(2026年3月期実績)を占めております。

下記の指標がリカーリング売上を測る経営上の指標となります。

回次

第6期

第7期

第8期

第9期

第10期

決算年月

2022年3月

2023年3月

2024年3月

2025年3月

2026年3月

利用企業数

112

143

172

203

248

リカーリング売上

単位:百万円

729

1,315

1,697

2,187

2,773

期末1企業当たりリカーリング売上

単位:千円

6,509

9,198

9,866

10,775

11,183

解約率(前期末受入数比)

5.0%

0.0%

1.4%

5.4%

4.5%

「障がい者を雇用したくても雇用が難しい都市部の企業」が「就労意欲があっても就労の機会が限定的な地方に在住している障がい者」を雇用することによって、地方と都市の社会構造的不均衡が是正されるとともに、障がい者の経済的自立支援が可能となります。また、障がい者による一般就労の実現は、地域経済にとって、社会保障費の削減や、地域における消費拡大などの効果も期待できると考えております。

当社が運営している農園では、ハード面では、障がい者が働きやすい職場環境の整備として、冷暖房が完備された屋内農園、バリアフリー化や水耕栽培設備を導入し、ソフト面では、障がい者の体調やメンタルをサポートする看護師を常駐させることや、障がい者の通勤支援として送迎サービスを導入する等の取り組みを行っております。送迎サービスにより、就労における移動手段の問題や地理的な制約を無くすことで、幅広い障がい者が就労できる機会を提供し、看護師による障がい者や管理者へのカウンセリング機能の提供や、農園の近隣に訪問看護ステーションを開設することで、在宅医療事業におけるノウハウを障がい者の定着支援に活用するなど、身体、知的、精神障がいの区別なく幅広い障がい者が農園において安心して働ける職場環境づくりに取り組んでおります。

なお、2026年3月末時点における障がい者受入数は1,788人(前年同月比125%)となっており、障がい別の構成比は、身体、知的、精神の割合はおよそ1:1:2の割合になっております。また、障がい者の年齢別の構成比は20代、30代、40代、50代、60代とその他がおおよそ2割ずつという構成になっております。

今後、障がい者雇用においては量的な面で需要が大きく拡大することが見込まれている一方、足元においては雇用の質の面においても大きな変化が生じております。2022年10月3日に召集された第210回臨時国会において、障害者の雇用の促進等に関する法律(障害者雇用促進法)の一部改正が成立しました。法改正により、事業主(障がい者の雇用主)の責務として障害者の職業能力の開発及び向上が含まれることが明確化され、2023年4月1日から施行されましたが、当社は事業主による障がい者の職業能力の開発支援も行っております。

また、厚生労働省においては、2023年4月17日に開催された第128回労働政策審議会(障害者雇用分科会)において「いわゆる障害者雇用ビジネスに係る実態把握の取組について」が公表され、2023年6月12日に開催された第129回労働政策審議会(障害者雇用分科会)においては「障害者が活躍できる職場づくりのための望ましい取組のポイント(リーフレット)」が、2023年12月27日に開催された第130回労働政策審議会(障害者雇用分科会)においては更新された「いわゆる障害者雇用ビジネスに係る実態把握の取組について」(令和5年度における労働局・ハローワークによる指導・助言の実施事案の例等含む)が公表されたことにより、障がい者が活躍できる職場環境の整備や適正な雇用管理のため事業主が行うことが望ましい取組のポイントが整理され、当社の障がい者雇用支援サービスにおいては、サービスを利用する企業(事業主)が上記リーフレットで示された望ましい取組のポイントを実現できることが求められております。当社としては農園を利用する事業主が障害者雇用促進法のみならず障害者雇用分科会にて公表された課題を解決し、望ましい取組に沿った障がい者雇用に主体的に取り組めるよう、障がい者各自の障がい特性の把握や合理的配慮の提供、職業能力の開発、適正な雇用管理等の支援に取り組んでまいります。

(在宅医療事業と地方創生事業のシナジー)

(農園の開設状況)

農園名

所在地

開園年月日

区画数

コルディアーレ高田農園

長崎県五島市

2018年4月

48区画

コルディアーレ上大津農園

長崎県五島市

2019年2月

37区画

コルディアーレ宮崎鶴島農園

宮崎県宮崎市

2019年9月

48区画

コルディアーレ宮崎柳丸農園

宮崎県宮崎市

2020年1月

126区画

コルディアーレ熊本第一農園

熊本県熊本市

2020年2月

102区画

コルディアーレ高田第二農園

長崎県五島市

2020年3月

54区画

コルディアーレ佐賀農園

佐賀県三養基郡

2021年5月

90区画

コルディアーレ久留米農園

福岡県久留米市

2021年10月

90区画

コルディアーレ日南農園

宮崎県日南市

2021年12月

72区画

コルディアーレ大牟田農園

福岡県大牟田市

2022年1月

90区画

コルディアーレ大分農園

大分県大分市

2022年3月

72区画

コルディアーレ都城農園

宮崎県都城市

2022年5月

126区画

コルディアーレ北九州農園

福岡県北九州市

2022年9月

54区画

コルディアーレ宮崎赤江農園

宮崎県宮崎市

2022年11月

102区画

コルディアーレ大牟田第二農園

福岡県大牟田市

2022年12月

72区画

コルディアーレ長崎農園

長崎県長崎市

2023年10月

114区画

コルディアーレ宮崎三股農園

宮崎県北諸県郡

2024年2月

72区画

コルディアーレ福岡農園

福岡県糟屋郡

2024年7月

144区画

コルディアーレ熊本南農園

熊本県熊本市

2024年10月

90区画

コルディアーレ札幌農園

北海道札幌市

2024年12月

63区画

コルディアーレ岡山農園

岡山県岡山市

2025年1月

42区画

コルディアーレ岡山南農園

岡山県岡山市

2025年7月

42区画

コルディアーレ中間農園

福岡県中間市

2025年7月

102区画

コルディアーレ熊本第二農園

熊本県熊本市

2025年7月

102区画

コルディアーレ東京青梅農園

東京都青梅市

2025年11月

54区画

コルディアーレ東京足立農園

東京都足立区

2026年1月

180区画

コルディアーレ八尾農園

大阪府八尾市

2026年5月

90区画

(注) 1.当社100%子会社として設立した株式会社トレースエンタープライズにて行っていた事業となりますが、2019年11月1日に吸収合併しております。

2.1名の障がい者に対して1区画を割り当てております。

3.区画数については、開設時の区画数となります。

② 観光物産事業

(ビジネスモデルイメージ図)

観光物産事業は、地方創生事業に占める売上構成比が1割未満となりますが、主として旅行代理店事業と民泊事業により構成されており、長崎県の五島事業所にて事業を行っております。

2018年6月に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産(長崎県、熊本県)」が世界文化遺産に登録されたことを契機として、当該地域における修学旅行生や観光客が増加し、消費の拡大や雇用促進等が期待されています。当社では、当該地域への修学旅行の誘致・観光客の誘客に取り組むために、2018年9月に第3種旅行業の登録を行っております。

当該地域への修学旅行の誘致に関しては、長崎県五島市から委託を受け、当社民泊事業として、五島市体験交流協議会の運営事務局業務を行う関係にあり、委託収入などを得ております。

また、2019年10月には第2種旅行業の登録を行ったことにより、第3種旅行業の登録では行うことができなかった国内募集型の企画旅行の販売が可能となり、新聞等での旅行商品の宣伝販売なども行えるようになりました。

旅行代理店事業では、旅行商品の企画・提案を行っており、主に長崎県五島市在住者の旅行需要や出張需要、長崎県五島市への旅行需要の取り込みを行い、各種旅行商品のアレンジメントの対価を受け取っております。

民泊事業では主として自然豊かな離島ならではの体験プログラムや、世界遺産にも登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産(長崎県、熊本県)」に関する学びの素材等を用いた旅行商品を学校等向けに企画・提案しており、五島市内に約100家庭ある民泊受入家庭を活用した修学旅行の受け入れを行っております。

新型コロナウィルスによる感染が拡大した2020年までは、民泊を利用した修学旅行は年々増加傾向にあり、修学旅行によって五島市を訪れた人数は、五島市観光協会が公表している「令和6年五島市観光統計」によれば、2015年の年間1,308人から2018年には年間4,129人、当社が五島市観光協会より民泊及び体験プログラム事業を継承した2019年には過去最高となる年5,337人(対前年比+29.3%)まで拡大しました。2022年には298人まで減少しましたが、2024年は1,829人となり、足元では回復傾向にあります。

修学旅行に参加する生徒の各民泊受入れ家庭への割り振りや民泊と合わせて修学旅行生が参加する体験プログラムのアレンジメントの対価を受け取っております。

また、物産事業として農園を運営している各地域の地場産品等を当社運営ECサイト「Re:Local Market(読み方:リロカルマーケット)」等を通じて販売する物販事業を行い、各種特産品の販売の対価を受け取っております。

(2) 在宅医療事業

(ビジネスモデルイメージ図)

在宅医療事業では、精神疾患(気分の落ち込みや幻覚・妄想など心身にさまざまな影響が出る疾患)を抱える方を主たる対象者として、当社の看護師職員等による訪問看護サービス等を提供しております。

訪問看護は、疾病又は負傷により居宅において継続して療養を受ける状態にある者に対し、その者の居宅において看護師等が行う療養上の世話又は必要な診療の補助のことであり、訪問介護員等が、利用者(要介護者等)の居宅を訪問し、入浴・排せつ・ 食事等の介護、調理・洗濯・掃除等の家事等を提供する訪問介護とは異なり、医療行為の有無が大きな違いとなっております。

特に、精神疾患者を対象者とする精神科訪問看護は、精神疾患を抱えて地域で暮らす人の健康と生活を支え、利用者と家族を支援する医療サービスであり、そのサービス内容は主に「生活習慣、生活リズムの確立」「生活技術、家事能力、社会技術等の獲得」「対人関係の改善」「社会的資源活用の支援」「薬物療法継続への援助」「身体合併症の発症・悪化の防止」等となります。

なお、社会的資源とは、利用者がニーズを充足したり、問題解決するために活用される各種の制度・施設・機関・設備・資金・物質・法律・情報・集団・個人の有する知識や技術等の総称であり、例えば障害者年金の受給の支援や生活保護の申請の支援なども該当することから、精神科訪問看護師には多岐に渡る知識が求められます。

精神科訪問看護における収入の大部分は国民健康保険団体連合会や社会保険診療報酬支払基金に対する請求により得られ、一部利用者の自己負担金により回収する構図(後述)となっております。

精神科訪問看護の利用者の獲得に関しては、医療機関や役所、就労支援施設等多岐に渡る関係機関からの紹介が主な獲得経路になりますが、当社は特定の医療機関と訪問診療の支援を行う連携をし、主治医による訪問診療と当社の看護師職員等による訪問看護を組み合わせることで、精神疾患者向けの在宅医療を地域社会に普及させ、持続可能な医療体制のもと、住み慣れた地域で社会的な生活を家族と共に営むことができる社会を実現させることを事業の主目的としております。

訪問診療の診療報酬単価が高く設定されていることなどから、医療機関がこれまで実施していなかった訪問診療を新たに開始することを検討した場合であっても、診療報酬を得るための制度が複雑であることや対応方法が難しく実行が容易でないことから、当社が医療機関に対し訪問診療制度・診療報酬体系等を解説するとともに、医療機関が訪問診療を実施する患者に対して当社が提供する訪問看護サービスを活用してもらうなど、コンサルティングを通じて医療機関との連携を強化し、訪問看護の利用者の紹介を受ける機会を増やすことに取り組んでおります。

例えば薬の処方は医師が行い、薬の服薬状況の確認等は看護師が行う等のため、在宅医療の世界では、医師による訪問診療は主に訪問看護とセットで行われることから、訪問診療のコンサルティング(原則無料)などを通して訪問診療の開始または拡充の支援を行う連携により、訪問看護対象者のご紹介を頂くことに注力しております。

2014年7月14日に厚生労働省が公表した「長期入院精神障害者の地域移行に向けた具体的方策に係る検討会」における「長期入院精神障害者の地域移行に向けた具体的方策の今後の方向性(概要)」には、「精神病床を適正化し、将来的に不必要となる病床を削減するといった病院の構造改革が必要」と明記されました。

それにより、長期入院患者の地域移行に加えて、厚生労働省が医療施設の病床削減・在宅移行を目指していることがより明確化されるなど、当社の在宅医療事業を後押しする外部環境が整っている状況下にあると認識しております。

在宅医療事業における収益構造は、①国民健康保険団体連合会や社会保険診療報酬支払基金等からの診療報酬及び利用者本人からの診療報酬(自己負担分)と、②医療機関に対する各種コンサルティング収入に大別されますが、在宅医療事業売上高の9割以上は前者の診療報酬により構成されます。後者の医療機関に対する各種経営コンサルティングは、それ自体を在宅医療事業における収益の柱としているものではありませんが、当該医療機関から訪問看護の対象となり得る利用者の紹介を得る機会を獲得し、当社看護師職員等による訪問看護の利用者数を拡大していくことを目的とした取組みとなります。

本書提出日現在において、東京や大阪をはじめとして47箇所に訪問看護ステーションを開設しております。

(訪問看護ステーションの開設状況)

事業所等

開設年月日(注1)

訪問看護ステーション コルディアーレ東陽町

2017年8月

訪問看護ステーション コルディアーレ東大阪

2017年12月

訪問看護ステーション コルディアーレ葛飾

2017年12月

訪問看護ステーション コルディアーレ綾瀬

2017年12月

訪問看護ステーション コルディアーレ大国町

2018年2月

訪問看護ステーション コルディアーレ東村山

2018年4月

訪問看護ステーション コルディアーレ杉並

2018年4月

訪問看護ステーション コルディアーレ新宿

2018年6月

訪問看護ステーション コルディアーレ大田

2018年7月

訪問看護ステーション コルディアーレ練馬

2019年4月

訪問看護ステーション コルディアーレ新小岩

2019年4月

訪問看護ステーション コルディアーレ宮崎

2019年9月

訪問看護ステーション コルディアーレ府中

2019年9月

訪問看護ステーション コルディアーレ南浦和

2020年1月

訪問看護ステーション コルディアーレ北千住

2020年4月

訪問看護ステーション コルディアーレ越谷

2021年4月

訪問看護ステーション コルディアーレ大分

2021年6月

訪問看護ステーション コルディアーレ佐賀

2022年9月

訪問看護ステーション コルディアーレ札幌

2023年4月

訪問看護ステーション コルディアーレ江戸川

2024年10月

訪問看護ステーション コルディアーレ岡山

2025年1月

訪問看護ステーション コルディアーレ板橋

2025年4月

訪問看護ステーション コルディアーレ川口

2025年4月

訪問看護ステーション コルディアーレ松戸

2025年4月

訪問看護ステーション コルディアーレ旭

2025年4月

訪問看護ステーション コルディアーレ熊本

2025年4月

訪問看護ステーション コルディアーレ北千住 竹ノ塚営業所

2025年6月

訪問看護ステーション コルディアーレ東大和

2025年8月

訪問看護ステーション コルディアーレ平野

2025年8月

訪問看護ステーション コルディアーレ淀川

2025年8月

訪問看護ステーション コルディアーレ小岩

2025年8月

訪問看護ステーション コルディアーレ大田 大井営業所

2025年8月

訪問看護ステーション コルディアーレ青戸

2025年9月

訪問看護ステーション コルディアーレ新宿 豊島営業所

2025年9月

訪問看護ステーション コルディアーレ新宿 中野営業所

2025年9月

訪問看護ステーション コルディアーレ東村山 青梅営業所

2025年10月

訪問看護ステーション コルディアーレ墨田

2025年10月

訪問看護ステーション コルディアーレ長崎

2025年11月

訪問看護ステーション コルディアーレ豊中

2025年11月

訪問看護ステーション コルディアーレ清瀬

2025年11月

訪問看護ステーション コルディアーレ堺

2025年11月

訪問看護ステーション コルディアーレ墨田 千代田営業所

2025年12月

訪問看護ステーション コルディアーレ西宮

2025年12月

訪問看護ステーション コルディアーレ北九州

2025年12月

訪問看護ステーション コルディアーレ豊中 枚方営業所

2026年1月

訪問看護ステーション コルディアーレ川崎

2026年1月

訪問看護ステーション コルディアーレ北千住 西新井営業所

2026年3月

(注) 1.当社の完全子会社だった日本在宅医療株式会社及びインタービーイング株式会社は「コルディアーレ」、「インタービーイング」の名称でそれぞれ訪問看護ステーションを開設しておりましたが、2019年11月1日に当社が当該連結子会社2社を含む子会社4社を吸収合併しております。

また、当社が2017年10月に日本在宅医療株式会社を、2019年2月にインタービーイング株式会社をそれぞれ子会社化する前に開設していた事業所等については、子会社化前の開設年月を記載しております。

当社における訪問看護ステーションの展開方針としては、主として次に掲げるような特徴があります。

当社では、居宅での訪問看護サービスの利用を希望している利用者の約4割を特定の訪問診療における連携医療機関から、残りを他の医療機関、保健センター、就労支援施設等より紹介いただくことで、訪問看護利用者の獲得を進めております。

利用者数の増加に応じて、訪問看護ステーションを新たに開設する場合には、一部の例外はありますが、新たな事業所や営業所の開設地域の近隣に居住している利用者の一部を既設の事業所等から新設する事業所等に移管することとしております。これは、既設の訪問看護ステーションの訪問看護効率の平準化を図り、新設した訪問看護ステーションの収支を早期に改善するための施策として講じております。

沿革

2 【沿革】

当社グループは医療機関等への経営コンサルティング業から開始し、現在は地方創生事業(障がい者雇用支援事業と観光物産事業)と在宅医療事業(訪問診療コンサルティングと訪問看護サービス)とを行っています。

年月

概要

2016年4月

東京都中央区に当社(資本金60,000千円)を設立し、医療機関等を主な対象先とする訪問診療コンサルティング業務を開始

2016年9月

医療福祉領域の人材紹介事業のため、当社にて有料職業紹介を行うこと等を目的とした有料職業紹介事業許可(許可番号13-ユ-307940)を取得

2017年10月

事務業務の支援を行っていた日本在宅医療株式会社の買収・完全子会社化により、在宅医療事業として訪問看護及び訪問診療サポートサービスを開始(訪問看護ステーション コルディアーレ)

2017年11月

東京都中央区に連結子会社ジャパンサポート株式会社(資本金10,000千円)を設立し、在宅医療機関等を対象先とする訪問診療コンサルティング業務を同社に移管するとともに、長崎県五島市に連結子会社株式会社トレースエンタープライズ(資本金10,000千円)を設立し、地方創生事業における障がい者雇用支援事業を開始し、当社を持株会社とする経営体制へと移行

2018年1月

株式会社トレースエンタープライズにて地方創生事業における観光物産事業として長崎県五島市の地場産品等の物販事業を開始

2018年4月

株式会社トレースエンタープライズにてコルディアーレ高田農園(長崎県五島市)を開園

2019年2月

事務業務の支援を行っていたインタービーイング株式会社(インタービーイング 訪問看護ステーション)を買収・完全子会社化し、在宅医療事業における訪問看護サービス機能を強化

2019年10月

観光物産事業における募集型企画旅行の取り扱いを目的として、当社にて第二種旅行業者に登録(長崎県知事登録旅行業2-200号)

2019年11月

在宅医療事業と地方創生事業のシナジーの発揮や重複する事業の整理並びにグループ間取引に伴うコスト削減及び管理部門の強化等を目的として、当社を存続会社、日本在宅医療株式会社、株式会社トレースエンタープライズ、ジャパンサポート株式会社及びインタービーイング株式会社の4連結子会社を消滅会社とする合併契約を締結し、当社にこれら子会社を吸収合併し、持株会社体制を解消

2021年11月

地方創生事業の経営管理業務を行うこと等を目的として、福岡県福岡市博多区に福岡本社を開設

2024年3月

東京証券取引所グロース市場に株式を上場

2025年1月

事業領域の拡大と事業ポートフォリオの強化ならびに収益基盤の多様化と安定化のため、ショウタイム24株式会社を第三者割当増資引受により連結子会社化

2025年10月

関西エリアにおける在宅医療事業及び地方創生事業の拡大を目的として、大阪支社を開設

2026年4月

新規事業として地域活性化を目的とした一棟貸し別荘「AUFU VILLA JOGASAKI-空-」「AUFU VILLA JOGASAKI-森」を静岡県伊東市に開業

従業員情報

(2) 【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

セグメントの名称

従業員数(名)

在宅医療事業

237

〔7.3〕

地方創生事業

312

〔54.2〕

その他

7

〔0〕

全社(共通)

23

〔0〕

合計

579

〔61.5〕

(注) 1.臨時従業員数は〔〕内に1日8時間換算した人員数を外書で記載しております(従業員数に含む)。

2.臨時従業員数には、派遣社員を除いております。

3.その他として記載されている従業員数は、「ショウタイム24株式会社(子会社)」の従業員数です。

4.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属している従業員です。

(2) 提出会社の状況

2026年3月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

平均年間給与の対前

事業年度増減率(%)

572

〔61.5〕

41.6

2.61

3,488

△2.5

セグメントの名称

従業員数(名)

在宅医療事業

237

〔7.3〕

地方創生事業

312

〔54.2〕

全社(共通)

23

〔0〕

合計

572

〔61.5〕

(注) 1.臨時従業員数は〔〕内に1日8時間換算した人員数を外書で記載しております(従業員数に含む)。

2.臨時従業員数には、派遣社員を除いております。

3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

4.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属している従業員です。

(3) 女性従業員比率、管理職に占める女性従業員の割合及び労働者の男女の賃金の差異

① 提出会社

2026年3月31日現在

女性従業員

比率

管理職に占める

女性従業員

の割合

男性労働者の

育児休業

取得率

男女賃金格差

正規

労働者

非正規

労働者

全ての

労働者

60.7%

46.1

%

133 %

73.0

%

119.3%

97.0%

(注) 1.「従業員」は、「正規労働者及び非正規労働者(契約社員、パートタイマー)」となります。

2.「女性従業員比率」は、「女性従業員÷全従業員」となります。

3.「管理職」は「課長以上」の従業員となります。

4.「男女賃金格差」については「平均年間賃金(女性)÷平均年間賃金(男性)」となります。

※平均年間賃金:2025年4月~2026年3月に従業員に支払われた賃金合計を月平均の従業員数で除したもの

5.「男性労働者の育児休業取得率」については「育児休業等をした男性労働者数÷配偶者が出産した男性労働者の数」となります。

(ア)女性従業員比率

女性が多く活躍しており、女性の従業員(全ての労働者)比率が60.7 %(2026年3月31日時点)と半数を超えております。

男性

女性

計

正規労働者

30.0%

70.0%

100.0%

非正規労働者(パート及び契約社員)

76.5%

23.5%

100.0%

全ての労働者(注)

39.3%

60.7%

100.0%

(注) 全ての労働者:「正規労働者+非正規労働者」となります。以下同様。

(イ)管理職に占める女性従業員の割合

全従業員のうち管理職(課長以上)が占める割合は17.8 %となっており女性管理職比率(女性管理職数÷管理職数)は45.2 %となっております(2026年3月31日時点)。管理職全体で見ると格差は小さいですが、「部長・室長及び執行役員」においては男性優位となっております。

男性管理職

女性管理職

管理職計

53.9 %( 55人)

46.1%( 47 人)

100.0%( 102 人)

(ウ)男女賃金格差

正規労働者については、男性の73%(2026年3月31日時点)となっており全ての労働者で見ると、男性の賃金が女性を上回っており賃金格差は小さい状態です。

平均年間賃金(給与+賞与)(注1)

男性

女性

男女賃金格差

(注2)

正規労働者

4,918,902円

3,592,311 円

73.0%

非正規労働者

1,428,749円

1,703,457 円

119.3%

全ての労働者

3,553,864円

3,445,339 円

97.0%

(注) 1.平均年間賃金:「2025年4月支払分~2026年3月支払分賃金÷年間平均従業員数」となります。

2.男女賃金格差:「平均年間賃金(女性)÷平均年間賃金(男性)」となります。

※平均年間賃金:2025年4月~2026年3月に従業員に支払われた賃金の合計を月平均の従業員数で除した値となります。

② 連結子会社

2026年3月31日現在

名称

女性従業員

比率

管理職に占める

女性従業員

の割合

男性労働者の

育児休業

取得率

男女賃金格差

正規

労働者

非正規

労働者

全ての

労働者

ショウタイム24株式会社

42.8%

0.0%

0.0%

100 %

0

100%

(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「男性労働者の育児休業取得率」については「育児休業等をした男性労働者数÷配偶者が出産

した男性労働者の数」となります。

3.男女賃金格差:「平均年間賃金(女性)÷平均年間賃金(男性)」となります。

※平均年間賃金:2025年4月~2026年3月に従業員に支払われた賃金の合計を月平均の従業員

数で除した値となります。

(4) 労働組合の状況

当社において、労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

事業セグメント

2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、財務諸表作成において採用している会計処理の方法と概ね同一であります。

報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。

セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

主要株主

順位株主名所有株式数持株比率
1野口 和輝1,976,000株34.87%
2ジャフコSV5共有投資事業有限責任組合979,600株17.28%
3ジャフコSV5スター投資事業有限責任組合242,100株4.27%
4東京センチュリー株式会社180,000株3.17%
5株式会社はじめカンパニー170,000株3.00%
6速水 裕110,800株1.95%
7Ariake Secondary Fund Ⅲ LP Bergen Jon(常任代理人あいざわアセットマネジメント株式会社)106,600株1.88%
8株式会社ホテル・アルファ・ワン事業本社100,000株1.76%
9ホテル・アルファーワン事業共同組合100,000株1.76%
10株式会社ホテルアルファ―ワン・ディベロップメント100,000株1.76%

データ取得状況

銘柄マスター・直近財務・INST_FLOW判定データを反映済みです。複数年度推移、配当履歴、株主構成、事業別構成は順次追加します。

よくある質問

JSHはどのような会社ですか?

150A JSHは、グロース(内国株式)に上場、東証33業種では「サービス業」に分類される企業です。このページでは、JSHの業績、財務、収益性、キャッシュフローおよび主要指標を確認できます。

JSHのPERは何倍ですか?

JSHのPERは50.70倍です。PERは株価が1株当たり利益の何倍まで買われているかを示す指標です。単独で判断せず、成長性や業種平均との差も合わせて確認する必要があります。

JSHのROEは何%ですか?

JSHのROEは100.57%です。ROEは株主資本を利用して、どの程度利益を生み出したかを示す指標です。

JSHの自己資本比率は何%ですか?

JSHの自己資本比率は2026.03%です。自己資本比率は総資産に占める自己資本の割合で、財務の安定性を確認する代表的な指標です。

JSHの営業利益率は何%ですか?

JSHの営業利益率は100.00%です。営業利益率は売上高に対して本業の利益がどの程度残ったかを示します。

INST_FLOWによるJSHの評価は?

INST_FLOWによるJSHの総合判定は「強い」、スコアは6です。これは公開データを基にした独自評価であり、将来の株価や投資成果を保証するものではありません。